子機製作方法の動画を作成しました

とても有効な見える化ツール

旧来の生産設備に対する生産性の改善には設備稼働状況やサイクルタイムの「見える化」が有効です。軽微に見えるチョコ停の影響が実は極めて大きかったり、0.1秒単位のサイクルタイム改善が測定誤差だと評価されない僅かな(だけど効果のある)改善がおろそかになるからです。ですが、従来の紙や手作業に頼った管理方法では手間がかかり計測内容のムラが大きくなるため非現実的でした。

シグナルタワー用光センサや開閉扉へのリードスイッチ(磁石スイッチ)を用いた設備稼働状況の「見える化」はチョコ停の影響や0.1秒単位の改善を明確にし、知恵や創意工夫の成果を即座に示します。結果がすぐに見えることは働く方の「やりがい」へと繋がります。(ゲーミフィケーションの即時フィードバック効果)

以上のように、とても有効な稼働状況の「見える化」を1台あたり3000円弱と極めて安価に実現できるツールが「MIOTO/弥音」です。

COVID-19で研修会や訪問支援が困難に

これまで製作方法を説明する研修会のお引き合いを多数頂き、多数の企業様をご訪問させて頂いていたのですが、COVID-19の流行に伴い開催や訪問支援が困難になりました。本来は苦しい状況であるからこそ、手が空いている状況であるからこそ、自分たちでできる知恵を出す「改善」(お金を出す「改良」ではありません)が重要になるはずです。

このような状況だからこそ、研修会や訪問支援でご説明をさせて頂いていた内容を動画にまとめ、皆様に無償で公開させて頂くことが私にできる貢献だと考えました。

研修会ではなく動画だからこその利点

研修会ではご参加頂く皆様の予備知識や理解度は様々です。ですが、一堂に会する研修会では理解が早い方には退屈な時間になってしまいます。

動画であれば各人のペースに合わせて既に知っている内容を読み飛ばし、なかなか理解できない内容を繰り返し確認する事ができます。その場で講師に質問ができないというデメリットはありますが、それを上回るメリットが動画にはあると思います。

是非、皆様の業務改善にお役立ていただければ幸いです。

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